土佐赤岡絵金祭り
土佐赤岡絵金祭り
「土佐赤岡絵金祭り」は、昭和52年、赤岡吉川地区商工会(現・香南市商工会)青年部が、商店街の発展を願ってはじめました。赤岡町・須留田八幡宮(するだはちまんぐう)で行われてきた神祭(じんさい)にならい、絵金の芝居絵屏風を商店街に飾りながら、屋台が並び、さまざまな催しが行われる賑やかな祭りです。現在、絵金祭り運営を担うのは商工会や商店主、芝居絵屏風の所蔵家たちで構成する絵金祭り実行委員会。
毎年、出し物の内容や販売品などについて、議論を重ねながら運営にあたっています。この祭りは地元商店はじめ、多くの地域企業・団体からの寄付によって支えられています。
平成21年、絵金祭りに飾られる赤岡町の芝居絵屏風23点が高知県保護有形文化財に指定されました。近年は実行委員会制作のグッズ販売などを通じ、作品を守る取り組みにも力を入れています。
◆日時 | 毎年7月第3土日 芝居絵屏風展示は通常19:00より |
◆場所 | 香南市赤岡町本町・横町商店街 |
◆主な催し | 土佐絵金歌舞伎公演、路上解説、高木酒造酒蔵解放 絵金蔵夜間開館、ビアガーデン など |
◆主催 | 土佐赤岡絵金祭り実行委員会 ※香南市商工会内 (高知県香南市赤岡町691-2) TEL:0887-54-3014 |
◎雨天の場合
展示は所蔵家の家の軒先で行われ、少しの雨であれば土間やガレージ内でご覧いただけます。但し風を伴う大雨や、所蔵家の判断で作品が濡れたり傷つく恐れがある場合は、やむを得ず中止にすることがあります。
◎芝居絵屏風の撮影について
基本的に、個人的な使用を目的とするものに限り、写真撮影、動画撮影は許可しています。
ただし、以下の行為はご遠慮いただきますようお願いいたします。
・芝居絵屏風を近距離から撮影。
・フラッシュでの撮影。
(平成21年よりフラッシュを用いてのカメラ撮影は禁止となっています。)
・他のお客様の妨げとなりながらの撮影。
・他のお客様の妨げとなりながらの一脚、三脚、脚立、自撮り棒、ドローンを使用しながらの撮影。
上記以外に、明らかに他のお客様のご迷惑となっている場合には、スタッフよりお声掛けする場合がございます。
展示される芝居絵屏風は150年以上の時を経て劣化が進んできています。皆様のご理解あるご協力をお願いたします。
土佐絵金歌舞伎
絵金の芝居絵に描かれている芝居を演じようと、地元有志により平成5年にはじめられた歌舞伎です。毎年絵金祭りの2日間に合わせ、絵金蔵向かいの芝居小屋「弁天座」にて上演されます。
◆弁天座サイトは《こちら》