須留田八幡宮神祭

須留田八幡宮神祭 (するだはちまんぐうじんさい)

赤岡町北部に位置する須留田八幡宮。この神社の夏祭りでは現在も暗闇のなか、蝋燭の灯りで芝居絵屏風がほのかに浮かび上がる、幕末当時さながらの幻想的な光景を見ることができます。
現在赤岡町内に伝わる23点の芝居絵屏風のうち、18点はこの神社に奉納されたもの。伝統的に夏祭りの夜は、神社から約1.5キロ程離れた商店街の氏子たちの家の軒先に点々と並べる風習が続いています。近年では街灯や自販機の明かりを消し、絵金が生きていた頃の暗闇が再現されています。

日時 毎年7月14・15日
芝居絵屏風展示は日没より
(19時~19時半頃)
場所 香南市赤岡町本町商店街
お問合せ 絵金蔵 TEL:0887-57-7117

◎雨天の場合

展示は所蔵家の家の軒先で行われ、少しの雨であれば土間やガレージ内でご覧いただけます。但し風を伴う大雨や、所蔵家の判断で作品が濡れたり傷つく恐れがある場合は、やむを得ず中止にすることがあります。

◎芝居絵屏風のの撮影について

基本的に、個人的な使用を目的とするものに限り、写真撮影、動画撮影は許可しています。
ただし以下の行為はご遠慮頂きますようお願いいたします。

・芝居絵屏風を近距離から撮影。
・フラッシュでの撮影。
(平成21年よりフラッシュを用いてのカメラ撮影は禁止となっています。)
・他のお客様の妨げとなりながらの撮影。
・他のお客様の妨げとなりながらの一脚、三脚、脚立、自撮り棒、ドローンを使用しながらの撮影。

※携帯カメラなどシャッター音が出る場合は特に、他のお客様の迷惑とならないよう、ご配慮ください。

上記以外に、明らかに他のお客様のご迷惑となっている場合には、スタッフよりお声掛けする場合がございます。
展示される芝居絵屏風は150年以上の時を経て劣化が進んできています。皆様のご理解あるご協力をお願いたします。

絵金祭りと須留田八幡宮神祭の違い

絵金祭り」が《動の祭り》とすれば、「須留田八幡宮神祭」は《静の祭り》。どちらも商店街に絵金の芝居絵屏風が展示されますが、雰囲気は全く異なります。
賑やかで多くの人が集う絵金祭りに比べ、神祭の方はイベントや屋台はいっさい無し。神社で祝詞などがあげられる他は、氏子である赤岡町本町通りの所蔵家の家の軒先に芝居絵屏風が飾られるのみの、静かな祭りです。

とにかく芝居絵屏風をじっくりと見たい方には神祭の方がおすすめ。芝居絵屏風だけでなく、地歌舞伎やイベントも楽しみたい、という方には絵金祭り。
もちろん、絵金ファンにはぜひ、両方の祭りを体験していただくことをおすすめします。

◎展示点数

◆絵金祭り 23点
※修理のため展示されない作品数点有り。
(令和1年5月現在)
◆須留田八幡宮神祭 18点
※修理のため展示されない作品数点有り。
(令和1年5月現在)

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